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NTTドコモがLTEサービス「Xi」のエリアをきめ細かく整備するために昨年12月から提供を開始している「Xiフェムトセル」や、マルチバンド基地局向けアンテナなどがワイヤレスジャパン2013で公開されていました。詳細は以下から。
これが「Xiフェムトセル」本体。ブロードバンドルーターのような外見です。
下り最大112.5Mbps、上り最大37.5MbpsのLTE(Xi)と下り最大14Mbps、上り最大384kbpsの3G(FOMA)の両方を世界で初めてサポート。使用する周波数帯は2.1GHzです。
本体下部にはブロードバンドルーターなどと接続するためのLAN端子。製造元は三菱電機です。
実機を使ったデモでは下り最大100Mbpsを超えるスループットを実現。
「Xiフェムトセル」には自動的に周辺環境に合わせてエリアを調整する機能(プラグ&プレイ機能)が搭載されており、ブロードバンド回線を準備するだけで基地局の運用が可能。人口密集地に積極的に設置することで基地局1台あたりが抱えるユーザーを減らし、通信速度の向上なども期待できます。
そしてこちらは同社が持つ2.1GHz帯、1.7Ghz帯、800MHz帯、1.5GHz帯、700MHz帯のすべてに対応した新開発のマルチバンド基地局アンテナ。従来の4波対応アンテナと同じサイズです。
ドコモはこのようにロケーションに応じて多彩な基地局を整備することで通信網を整備。LTEサービスの品質向上を目指しています。
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