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先日BUZZAPでLTEの通信速度を向上させる「Advanced MIMO技術」が開発されたことをお伝えしましたが、その概要を実際の試験装置を交えてお伝えします。
先週開催された「ワイヤレスジャパン2013」のKDDI研究所ブースでは、「Advanced MIMO技術」が展示されていました。
同技術は基地局アンテナ数が8本になるLTE-Advancedを意識したもので、周波数利用効率を現行のLTEの約3倍にあたる20bps/Hzにまで引き上げるというもの。これにより通信速度が3倍にまで引き上げられます。
これが実験装置。基地局ベースバンドや端末などが再現されています。
実現すれば一般的な家庭用光ファイバーに匹敵する現行のLTEをさらに高速化させることができる同技術。なお、KDDIは昨年のワイヤレスジャパン2012で3GやWiMAX、LTE、Wi-Fiを同時に利用することで通信速度を向上させる「リンクアグリゲーション無線技術」を出展するなど、通信速度の高速化に向けて興味深いアプローチを行っています。
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