昨年春にUSBの給電能力が100ワット(現行はUSB3.0で5V、900mAの4.5Wまで)にまで引き上げられることをお伝えしましたが、実際に規格化された「USB Power Delivery」対応デバイスがCEATEC JAPAN 2013のロームブースで展示が行われていました。
展示されていたのはUSBで最大100ワットの電力供給が可能になる「USB Power Delivery トランシーバーIC」
「USB Power Delivery」として規格された5V・2A(10W)、12V・1.5A(18W)、12V・3A(36W)、20V・3A(60W、ここまでがmicroUSBの限界)、20V・5A(通常のUSB端子の限界)に対応します。
これが「USB Power Delivery トランシーバーIC」本体。
実際に20V・5Aで給電するデモが行われていました。
実現すればスマートフォンやタブレットの急速充電どころか、ノートパソコンの充電や外部ディスプレイへの電力供給すら可能になるUSB Power Delivery。同技術を支えているのはロームの技術です。
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