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【写真追加】フルセグ&フルスペックで2日以上使える「ARROWS A 202F」速攻レビュー

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ソフトバンクモバイルの2013年夏モデル発表会でお目見えした、フルセグスマートフォン「ARROWS A 202F」のレビューをお届けします。

「ARROWS A 202F」本体。5インチフルHD液晶にクアッドコアCPU(1.7GHz)を備え、フルセグにも対応したモデル。

背面には1310万画素カメラと指紋認証センサー。3020mAhの超大容量バッテリーと省電力技術で2日以上利用可能なモデルです。

左側面に音量、電源ボタンを配置

上部にはSIM、microSDXCカードスロット

非常に長いアンテナを備えています。

こちらはクレードル。



横置きするとシアターモードに切り替わります。

ARROWS A 202Fの外見レビュー – YouTube

ARROWS A 202Fをざっと触ってみた – YouTube

ワンセグとフルセグの画質を比較してみたところ。画面の精細さや滑らかさなど、全く勝負になりません。

ARROWS A 202Fでワンセグとフルセグ画質勝負 – YouTube

<スペック>
ディスプレイ:約5.0インチフルHD(1920×1080)液晶
CPU:Snapdragon 600「APQ8064T(クアッドコア、1.7GHz)」
メモリ:2GB RAM、64GB ROM
背面カメラ:1310万画素
フロントカメラ:125万画素
バッテリー容量:3020mAh
OS:Android 4.2
備考:フルセグ、IEEE 802.11ac、microSDXCカード対応

2013年夏 新商品発表! | ソフトバンクモバイル

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ゴールデンボンバーやスギちゃん、IKKOがソフトバンク2013年夏モデル発表会に登場

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本日行われたソフトバンクモバイル2013年夏モデル発表会において、ゴールデンボンバーやスギちゃん、IKKOといった面々が登壇し、ゲストトークを繰り広げました。

それぞれの「20年後の顔」がお披露目されたほか、「繋我利スギちゃん」というイメージキャラクターも生まれています。

ソフトバンクモバイルが2013年夏の新サービスとして発表した「SoftBank HealthCare」のプレゼンテーションに「ホワイト学割 with 家族 2013」のCMキャラクターでおなじみのゴールデンボンバーとIKKOさんが登壇。

SoftBank HealthCareの「20年後の顔を予測する機能」を実際に用いるデモが行われました。

まずは運動や食生活に気を配った状態。なかなかいい歳の取り方をしています。

しかしぐうたらな生活を続けていると、非常に残念なことに。

ゲストトークの様子は以下のリンクから観ることができます。

ゴールデンボンバーとIKKOの「20年後の顔」が明らかに in ソフトバンク発表会 – YouTube

続いては同社が「つながりやすさ No.1」に輝いたことのお祝いとして、ゴールデンボンバーとスギちゃんがゲストトークを披露。CMキャラクターとして「繋我利スギちゃん」がゴールデンボンバーの一員に加わることが明かされました。

トークの様子は以下から観ることができます。

ゴールデンボンバーと「繋我利スギちゃん」がソフトバンクつながりやすさNo1をお祝い – YouTube

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らくらくスマートフォンそっくりな「シンプルスマホ 204SH」レビュー

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2013年夏モデル発表会に先駆け、4月に発表されたソフトバンクモバイルの「シンプルスマホ 204SH」のレビューをお届けします。

ハードウェアスペックやGoogle Play非対応な部分がNTTドコモの「らくらくスマートフォン F-12D」に酷似しているほか、同様の料金プランまでもが提供される同モデルですが、はたしてどのような内容なのでしょうか。

これが「シンプルスマホ SoftBank 204SH」。約4.0インチWVGA(800×480)液晶に490万画素オートフォーカス対応カメラ、30万画素前面カメラを備えたシンプルなモデルで、下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの3Gハイスピードにも対応。「ボタン1つでは分かりづらい」というユーザーのために物理ボタンを3つ備えています。なお、「Google Play」は利用できません。

バッテリーは1800mAh

右側面に電源ボタン

左側面にはライト、マナー、音量ボタンがあります。

まずは204SHをじっくり触ってみたところ。誤操作防止のために押し込むような感覚でタップする必要があるため、操作には若干慣れが必要ですが、キビキビと動作してくれます。

シンプルスマホ 204SHをざっと触ってみた – YouTube

また、同モデルにはメール読み上げ機能や音声操作機能なども搭載。タップが面倒だと考えるシニアユーザーに歩み寄ったモデルとなっています。

シンプルスマホ 204SHでメール読み上げ – YouTube

シンプルスマホ 204SHの音声操作(カメラ編) – YouTube

シンプルスマホ 204SHの音声操作(メール編) – YouTube

シンプルスマホ 204SHの音声操作(予定編) – YouTube

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放射線測定機能がパワーアップした「AQUOS Phone ss 205SH」レビュー

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ソフトバンクの2012年夏モデルとして登場し、大きなインパクトを与えた放射線測定スマートフォン「PANTONE 5 107SH」。

画期的な機能を備えたものの、しかしながらスマートフォンとしてのあまりスペックは高くなかったわけですが、さらにパワーアップすることでより実用的になった「AQUOS Phone ss 205SH」が2013年夏モデルとして登場したため、レビューをお届けします。

「AQUOS Phone ss 205SH」本体。スマートフォンとしては低い解像度の部類となりつつある約4.0インチフルワイドVGA(854×480)液晶を搭載する一方で、第4世代Snapdragon「MSM8960(デュアルコア、1.5GHz)」を備えています。

背面には810万画素カメラ

側面にキーはありません

上部にイヤホン端子、電源ボタン、SIMおよびmicroSDXCカードスロット

下部にmicroUSB端子

カラーバリエーションは5色

放射線測定機能のデモ。前モデルと比較してセンサーを2倍にすることで、従来の2倍早く放射線を測定可能。気になる測定精度ですが、センサーの校正時期は使用開始後7年とのこと。

ざっと触るとこんな感じ。無理をすることなく、余裕を持ってキビキビと動く印象です。

AQUOS PHONE ss 205SHをざっと触って放射線測定してみた – YouTube

<スペック>
ディスプレイ:約4.0インチフルワイドVGA(854×480)液晶
CPU:第4世代Snapdragon「MSM8960(デュアルコア、1.5GHz)」
メモリ:1GB RAM、8GB ROM
背面カメラ:810万画素
フロントカメラ:32万画素
バッテリー容量:2080mAh
OS:Android 4.1
備考:microSDXCカード対応

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フワフワと浮かぶ世界最軽量スマフォ「DIGNO R 202K」「DM015K」レビュー

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5インチのフルHDディスプレイを搭載するなど、大画面化が進むにつれて、必然的にコンパクトさからは遠く、さらに重くなりがちなスマートフォンですが、世界最軽量を実現したスマートフォンがソフトバンクの2013年夏モデルとして登場しました。

また、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク向けの派生モデル「DM015K」も発表されています。レビューは以下から。

スマートフォンをくくり付けた風船が飛んでいた「DIGNO R 202K」ブース。

実際にフワフワと浮かんでいる様子はこんな感じ。

風船で飛ばせるほど軽いDIGNO R 202K – YouTube

「DIGNO R 202K」は防水モデルとしては世界最軽量となる94グラムの軽さを実現したスマートフォン。約4.3インチHD(1280×720)液晶や第4世代Snapdragon「MSM8960(デュアルコア、1.5GHz)」を備えています。

女性の手にすっぽり収まる、幅60mmのラウンドフォルムボディを採用。

実際に触ってみたところ。HD液晶+デュアルコアタイプの第4世代Snapdragonという、NTTドコモやKDDIの冬モデル「Xperia AX」「Xperia VL」とほぼ同じスペックであることもあり、ふわふわと安定して動いています。

安定して動く「DIGNO R 202K」 – YouTube

そして特筆すべきはKDDI向けの京セラ端末に提供されてきた「スマートソニックレシーバー」が搭載されているという点。画面全体が震えることで音を出すため、周りの雑音の影響を受けにくく、クリアな通話を楽しめます。

スマートソニックレシーバーを起動した状態で画面にビーズを置いてみたところ。画面から発せられる「ピー」という音に合わせてビーズがザワザワと揺れているのが分かります。

DIGNO R 202Kのスマートソニックレシーバー – YouTube

ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンク向けの「DM015K」も展示されていました。ただしこちらは開発途中で、壁紙を表示できるのみとなっています。



<スペック>
ディスプレイ:約4.3インチHD(1280×720)液晶
CPU:第4世代Snapdragon「MSM8960(デュアルコア、1.5GHz)」
メモリ:1.5GB RAM、16GB ROM
背面カメラ:810万画素
フロントカメラ:32万画素
バッテリー容量:1800mAh
OS:Android 4.2
備考:microSDHCカード対応

2013年夏 新商品発表! | ソフトバンクモバイル

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ついにオマケを脱却、かなり完成度が上がった「みまもりケータイ3 202Z」レビュー

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販売台数100万台突破」など、人気であることがアピールされる反面、スマートフォンの本体価格を割り引く代わりに、抱き合わせで販売される「オマケ」の感が強かったみまもりケータイ。

しかしながらソフトバンクの2013年夏モデルとして発表された「みまもりケータイ3 202Z」は、なかなか高い完成度を実現しています。レビューは以下から。

これが「みまもりケータイ3」。1.44インチ液晶を搭載し、900MHz、2.1GHz帯の3G通信および防水(IPX5)防塵(IP5X)に対応。

背面はこんな感じ。3色のカラーバリエーション展開となります。

左側面にmicroUSB端子を搭載

そして「みまもりケータイ3」はボタン一つで音声発信と位置情報付きメール送信ができる機能やストラップを引くだけで鳴らせる防犯ブザーなど、これまでのみまもりケータイに搭載してきた機能に加え、新たに「わかりました」「いまからかえる」といった定型文や音声をメールで送信可能。

【音量注意】みまもりケータイ3の爆音防犯ブザー – YouTube

メール機能も新搭載、みまもりケータイ3の機能一覧 – YouTube

また、車や電車に乗った場合など一定の速度以上で移動すると自動的にメールで知らせる「速度検知機能」や設定した時間内に本体の動きがなかった場合メールを送信する「生活みまもり機能」も搭載。

受信したメールを開封したことが送信元に通知される「開封確認メール」機能や、気になるときにいつでも子どもの位置を確認できるサービス「位置ナビ」(月額210円)や緊急地震速報、セントラル警備保障株式会社提供の警備員駆けつけサービス「CSPケータイdeアシスト」(月額315円)にも対応しています。

実際にスマートフォンに送られる安否確認メールはこんな感じ。

みまもりケータイ3の安否確認メール – YouTube

2013年夏 新商品発表! | ソフトバンクモバイル

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「20年後の自分」を見せつけて心を折りにくる新サービス「SoftBank HealthCare」

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誰しも歳を取るにつれて外見が劣化してゆくわけですが、なるべくなら見た目を気にしたいところ。そんな人の心を「20年後の姿」を見せつけることで突き動かすかもしれない「SoftBank HealthCare」が、ソフトバンクの2013年夏モデル発売に合わせた新サービスとして開始されます。詳細は以下から。

「SoftBank HealthCare」の説明。体力や抗エイジング力、意識力、継続力、美力をデータ化することで未来を予測するというもの。

歩数や距離、消費カロリーなどの活動量や眠りの状態などを測定してくれるワイヤレスリスト「Fitbit」を手に取り付けると、クラウドで分析され、生活改善などに向けたアドバイスが行われるほか、看護師や栄養士、医師などの専門家に無料で電話相談も可能。月額料金は490円です。

サービスを説明してもらいました。

SoftBank HealthCareをざっくり説明 – YouTube

「Fitbit」はサービス契約時に黒色のものが付属しますが、オプションで違う色を購入することもできます。

実際に着けている様子。

そしてこの女性に協力してもらい、運動や食生活に気を使わずに20年が経過した後の未来予測を見せてもらったところ、若々しい顔付きがなかなか衝撃的なことに。

「未来の顔」に心が折れそうになるSoftBank HealthCare – YouTube

「自分を奮い立たせる」という意味においては非常に興味深い機能ですが、あまりにもひどい未来が予想された場合、何か対策しようという気持ちすら起きないほどに心を折りかねない気がしなくもありません……。

2013年夏 新商品発表! | ソフトバンクモバイル

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【追記あり】206SH、202Fは「Snapdragon 600(APQ8064T)」搭載か、ソフトバンクに問い合わせた

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ソフトバンクモバイルが2013年夏モデルのフラッグシップモデルとして発表したAndroidスマートフォン「206SH」「202F」。

当初第4世代Snapdragon「APQ8064」搭載と告知されていましたが、実際は第5世代Snapdragon「APQ8064T」が搭載されている可能性が浮上したため、さっそく問い合わせてみました。

◆第4世代Snapdragon「APQ8064」搭載と告知していたソフトバンクモバイル
ソフトバンクモバイルのプレスリリースに掲載されていた「206SH」および「202F」のスペックには、いずれも「1.7GHzクアッドコア/APQ8064」と表記。なお、「APQ8064」は第4世代Snapdragonの型番です。

◆富士通のサイトでは第5世代Snapdragon 600「APQ8064T」表記に
しかし富士通のサイトでは「202F」について、最新の第5世代Snapdragon 600「APQ8064T」を搭載しているとしており、ソフトバンクモバイルの発表とは異なる表記に。

携帯電話(202F) 製品情報 – FMWORLD.NET(個人) : 富士通

◆ソフトバンクモバイルに問い合わせてみた
そこでソフトバンクモバイルに206SHと202Fの両方のCPUについて、確認を依頼したところ、以下のような回答でした。

確認したところ1.7GHz以上のコアの場合、「APQ8064Pro」もしくは「APQ8064T」など、proやtの表記になるとのことでした。ですので、この場合「APQ8064T」の表記が正しいことになります。

ちなみにクアルコムの公式ページによると、「APQ8064T」はSnapdragon 600向けの型番であるため、206SHと202Fに搭載されているCPUは第4世代ではなく、第5世代Snapdragonということになるわけです。

なお、ソフトバンクモバイルはこれらの機種がまだ開発中のものであるとした上で、両機種が搭載するCPUについて今後どのような表記にするかついては社内で検討中とコメント。本来であればアピールポイントになるはずのSnapdragon 600搭載ですが、このような煮え切らない表現にとどめるということは、まだ最終的な仕様が固まっていないということなのでしょうか。

・5月20日追記
ソフトバンクモバイル広報部によると、いずれの機種も「Snapdragon 600(APQ8064T)」搭載で確定だそうです。

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KDDIが2013年夏モデルを発表、ダブルLTEを超える「トリプルLTE」で攻勢へ

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KDDIが2013年夏モデルを発表しました。「HTC One」や「Xperia Z」「AQUOS PHONE ZETA」といったフルスペック機種のKDDI版が続々と登場し、さらにLTEネットワークに関する大きな変更も加えられています。

発売される夏モデルは以下の4機種。少数精鋭型となったほか、au 4G LTEが下り最大100Mbpsへと引き上げられています。

・HTC J One HTL22
・XPERIA UL SOL22
・AQUOS PHONE SHL22
・URBANO KYL22

いよいよ発表会スタート。田中社長が登壇し、auスマートバリューやauスマートパスなど、「3M戦略」を解説。

新たに第2弾として「スマートリレーションズ構想」を立ち上げ。夏モデルは「使いこなす」をテーマに4機種へと厳選したほか、なんと某社の「ダブルLTE」の先を行き、3つの周波数帯を使った「トリプルLTE」に。







さらにアクセサリーも充実

スマートパスも6月6日にリニューアル。さらに拡充されます。

その人のライフスタイルに合わせた「タイムラインUI」も提供。

ユーザーの意見を直接くみ上げる「auスマパス総会」もスタート。田中社長は「au版やりましょう」としています。

HTCとのコラボでHTC BlinkFeedとauスマートパスが連携。

スマートフォンの使い方が分からないユーザーに専任チームがサポートしてくれる「auスマートサポート」もサービス開始。15日間無料でスマートフォンを試すことができる「スマホお試しレンタル」も6月6日に開始されます。




・質疑応答
日経新聞河野:
スマートリレーションの良さをどうやって認識してもらうのか。スマートパス600万人加入ということだが、どれくらいまで伸ばしていきたいのか。サポートの対象者は?ホームサポートの料金は高くないか?

KDDI株式会社 代表取締役社長 田中孝司:
この後テレビなどの色々な媒体を通じて普及していきたいというように思いますし、一度見てしまうと「これっていいよね」というのを実感すると思うので見ていただきたい。今年度末で1000万の大台に乗せていきたいと考えている。その上に新たなサービスを付け加えていきたい。

カスタマーサービス本部 カスタマーサービス企画部長 木村 奈津子:
ターゲットについては特にこれからスマートフォンを使ってみたいと考えている方、使ってみたいけどここが分からないと思っている方が対象。ホームサポートの料金は一対一で教えてもらえるというところをメリットとして伝えていきたいと考えている。

フリー神尾:
訪問サポートの対象範囲はスマートフォンだけ?実施時間は?1回あたり8925円とあるが、制限時間はあるのか。サポート関連が商品となっているが、au NAGOYA・au OSAKAなどショップでのサポート対応は無料。どう切り分けるのか?

木村:
まず訪問サポートのサポート範囲はスマートフォンがメイン。有料オプションについてはタブレットも対応。何を使いたいかに応じて適応します。固定系のサービスはすでにあるので切り分けようと考えています。カリキュラムはおおよそ1時間程度を考えています。ショップとの違いだが、今まで通りショップでは無料対応。「今すぐ聞きたい」というユーザーに応えるための有料サービス。

フリー小山:
4G LTEの100Mbpsサービスは当初四国の一部とあるが、今後の拡大予定は?対応機種は拡大していくのか。

田中:
100Mbpsサービスは2GHz帯を15MHz幅にして提供しているが、今後順次展開していく。Android系はトリプルLTEで対応。2GHz帯はハイスピード帯を中心に整備。今は対応端末の関係から下り最大100Mbpsだが、ネットワーク自体は下り最大112.5Mbpsに対応。秋冬にご期待いただきたい。

ケータイWatch津田:
端末のラインナップを絞っている理由は?他社はフルセグ対応などを訴求しているが、他社との競争ポイントは?

田中:
今回のラインナップは「厳選させていただいた」ということです。特長のある機種なので、是非ともトライしていただきたいと考えている。フルセグについては全体としてのバランスを取ってアクセサリーとして提供しています。今回の競争ポイントは「使いやすさ」。大きな画面となっているけれども持ちやすいという部分などから、スマホを「使う」というポイントを訴求したい。秋冬のラインナップについては秋冬で考えていただきたい。

朝日新聞タカシゲ:
厳選しても十分であると考える理由をもう少し詳しくお願いします。なぜここまで従来型の携帯電話からスマートフォンに乗り換えて欲しいのか、今後は使ってもらうということだが、どのようなコンテンツに力を入れているのか、従来型の携帯電話の位置付けは?

田中:
この4機種で十分なのかという部分は、当然十分だと考えています。夏商戦はあまり広がりを見せなくなっており、多様性が求められるのは冬商戦や春商戦。それぞれ特長のある機種を提供している。スマートフォンユーザーは全体の8割程度まで伸びていくと考えている。

スマートフォンは慣れると新たな発見や楽しみがあるが、初期設定などで諦めてしまうユーザーがいるため、是非とも使っていただきたいと考えている。フィーチャーフォンがラインナップに入っていないのは、出さないというわけではなく、秋以降発売したいと考えている。

・プレスリリース
“持つ” から “使いこなす” へ。2013年スマートフォンの新たな提案について | 2013年 | KDDI株式会社

「4G LTE」で受信最大100Mbpsの高速データ通信サービス提供開始 | 2013年 | KDDI株式会社

スマホライフをauが徹底サポート、「auスマートサポート」の提供開始 | 2013年 | KDDI株式会社

600万会員突破の「auスマートパス」がタイムラインUIでさらに進化 | 2013年 | KDDI株式会社

・レビュー、速報記事など
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au 4G LTEが100Mbpsに、2.1GHz帯LTEをAndroidでも利用可能に | BUZZAP!(バザップ!)

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KDDIがフィーチャーフォン(ガラケー)の新モデルを投入へ

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大手携帯電話会社の2013年夏モデルは「みまもりケータイ」などの用途を限定した端末や既存モデルの新色を除いて、フィーチャーフォン(従来型の携帯電話、別名「ガラケー」)が発売されない事態となりましたが、KDDIが新モデルを投入する意向であることが明らかになりました。

KDDIの田中社長が2013年夏モデル発表会の質疑応答で述べたところによると、今回ラインナップにフィーチャーフォンが無いのは今後フィーチャーフォンを出さないからというわけではなく、秋以降発売する予定であるそうです。

なお、夏モデルは4機種のみに絞り込まれた形となりましたが、これは夏商戦が冬商戦や春商戦と比較して大きな盛り上がりとならないことや、それぞれが十分特徴的な機種であることによるもの。

つまり秋冬モデルについてはよりフィーチャーフォンを含む多くのラインナップを期待できることになりそうです。

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きゃりーぱみゅぱみゅと剛力彩芽のトークを動画と写真でレポート in au2013年夏モデル発表会

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本日行われたKDDIの2013年夏モデル発表会において、きゃりーぱみゅぱみゅが同社の新CMキャラクターになることが発表されました。

2013年夏モデル発表会に登壇した、KDDIのCMキャラクター・剛力彩芽さん。「森四中」な学割CMに和田アキ子さんが乱入したことは本当にサプライズだったことを明かすなど、CMに関するトークを繰り広げました。

そして新たにきゃりーぱみゅぱみゅがCMキャラクターとなることを発表。

トークの様子。CM撮影や新CMソングが「のりことのりお」になることなどに触れました。

このパペットの名前は「のりかえるちゃん」。やはりこれは2012年にKDDIがMNPでユーザー獲得数1位になったことを受けたものでしょうか。



実際のトークの様子はこんな感じ。

きゃりーぱみゅぱみゅと剛力彩芽、田中社長のトークセッション in 2013年KDDI夏モデル発表会 – YouTube

以下はフォトセッションの光景。




きゃりーぱみゅぱみゅの衣装が左右で異なるように見えるのは、新曲「のりことのりお」をイメージしたものであるからとのことです。





KDDIの夏モデル公式ページは以下。

au SUMMER SELECTION 2013|au

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「実人口カバー率14%」と報じられたau版iPhone 5のLTEについてKDDIに問い合わせてみた

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KDDIのiPhone 5向け「au 4G LTE」に関する広告が消費者庁から指導を受けたことを先ほどお伝えしましたが、その中で明らかになった「実人口カバー率14%」という数字について、KDDIに問い合わせてみました。

◆au版iPhone 5のLTEエリアは実人口カバー率14%?
当社に対する措置命令に関するお詫びとお知らせ | KDDI株式会社

KDDIが発表したプレスリリースでは、75Mbpsの「受信最大75Mbpsの超高速ネットワークを実人口カバー率96%に急速拡大。(2013年月末予定)」などと表示していたことについて、iPhone 5を使用した場合に受信最大75Mbpsとなるサービスを利用できるエリアは、2013年3月末日時点において実人口カバー率14%だったことを発表しています。

「au 総合カタログ 2012 11」、「au 総合カタログ 2012 12-2013 1」および当社ホームページ(2012年9月14日から同年 11月30日まで)において、「サービス開始時より全国主要都市をカバー」、「4G LTE(iPhone 5含む)対応機種なら」、「受信最大75Mbpsの超高速ネットワークを実人口カバー率96%に急速拡大。(2013年月末予定)」等と表示しましたが、iPhone 5を使用した場合に受信最大75Mbpsとなるサービス(以下「75Mbps サービス」という)を利用できる地域は、2013年3月末日時点において実人口カバー率14%の範囲でした。また、前記の表示をした時点において、iPhone 5が対応する周波数帯域については、75Mbpsサービスを利用できる地域を実人口カバー率96%に拡大する計画はありませんでした。

しかしながらこの発表は一部メディアで「au版iPhone 5のLTE実人口カバー率は14%」などと報道され、まるでiPhone 5向けau 4G LTEの実人口カバー率が著しく低いかのような印象が一人歩きし始めています。

◆KDDIに問い合わせてみた
そこでKDDIにiPhone 5向けに提供されている2.1GHz帯を用いた「au 4G LTE」について問い合わせてみた内容と回答は以下。

BUZZAP:
本日御社が発表したプレスリリースにおきまして、2013年3月末時点でのiPhone 5の75Mbpsサービス対応エリアが実人口カバー率の14%であったという発表がありましたが、この14%というカバー率は37.5Mbpsサービスを含めた数字なのでしょうか。また、実際のカバー率をお教えいただけますでしょうか。

KDDI広報部:
37.5Mbpsサービスを含めない数字です。今回14%という数字出させていただいたのは、「下り最大75Mbpsのエリアが実人口カバー率96%」という広告を打っていたことに対して、iPhone 5で実際に下り最大75Mbpsサービスを利用できるエリアのカバー率を公表したものです。

弊社は個別機種ごとのエリアは公表していませんが、37.5Mbpsを含めたエリアとしましては、少なくとも14%よりは多いと回答させていただきます。

BUZZAP:
iPhone 5が対応する周波数帯域について、75Mbpsサービスを利用できる地域を実人口カバー率96%に拡大する計画は「広告を掲示した時点では」無かったということですが、現在は計画に変更があるのでしょうか。

KDDI広報部:
96%にするかどうかは決定していませんが、エリア自体を広げていることは決めています。

なお、KDDIは2013年夏モデル発表会でiPhone 5専用に提供してきた2.1GHz帯をAndroidにも開放すると同時に、下り最大75Mbpsから100Mbpsへと順次引き上げることを発表。

基地局1台あたりのカバーエリアが広く、建物内でもつながりやすい800MHz帯(プラチナバンド)と、カバーエリアが広くない代わりに人口密集地などに複数設置することで基地局1台が抱えるユーザー数を減らすことができ、通信速度の向上を期待できる2.1GHz帯をうまく組み合わせていく方針であるようです。

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UQ WiMAXが「転送量無制限」を続けることを明らかに、地下鉄向け基地局の見学も

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携帯電話各社が高速な代わりに利用できる月あたりの通信量に制限があるLTEサービスを相次いで展開する中、唯一「転送量無制限」を掲げているUQ WiMAXが、今後もその方針を続けることを明かしました。

また、本日正午をもって都営地下鉄に続いて東京メトロ全線でもサービスを利用できるようになったことに合わせて、基地局設備の見学会も開かれています。

東京メトロ丸ノ内線・東京駅の改札口。

天井に設置されているのは、半径200メートルをカバーできる無指向性の基地局です。

続いてはホーム。上り・下りホームの両端に基地局のアンテナが設置されています。なお、大阪市営地下鉄で設置されているものと形状が異なりますが、こちらは小型化に成功したものです。

トンネル内部とホームのそれぞれを向いたアンテナたち。指向性を持たせることで500メートルをカバーしており、ユーザーがトンネル内部に入っても通信できるようになっています。



また、反対側のホームではトンネル内部を向いたアンテナだけが設置。

実際に基地局に近づいてみたところ。WiMAXルーター「Aterm WM3800R」やWiMAXスマートフォン「HTC EVO 3D」のアンテナ表示が最大を示しました。

混雑した東京駅であるにもかかわらず、実測値も悪くありません。

UQコミュニケーションズ 株式会社建設2部 鉄道建設1G 関口雄一氏がトンネル内での通信について解説。基本的に駅両端からトンネル内に電波を送る「吹き込み」と呼ばれる方法で通信できるようにしているわけですが、トンネルの高低差やカーブがどれだけ急なのか……といったところで通信の安定性は変わってくるとのこと。

また、建設部門 副部門長 兼 建設2部長 兼 設備管理部長の知識秀道氏はトンネル内での通信について、銀座線や丸ノ内線といった古くからある地下鉄は駅間が短い上に、トンネルの直径が大きく、高低差が少ない工法を採用しているため、比較的簡単に整備できるとコメント。

その一方でコスト削減のためにトンネルを小さくした上にカーブが多く、大深度を走るためアップダウンが激しい大江戸線のようなケースは整備が難しいとしており、現状ではトンネル内に中継器を設置するかどうかなどは未定であるものの、可能な限り基地局を設置したいという意向を表明しています。

そして質疑応答で挙がった、現状の「通信量無制限」を見直す可能性があるかどうかという問いに対しては、このまま無制限を続ける予定であることを明かしたため、固定回線代わりに使っているユーザーなどは心配せずに使い続けることができそうです。

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ソフトバンク版iPhone 5向けLTE、75Mbpsエリアの実人口カバー率を問い合わせてみた

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ソフトバンク版iPhone 5の75Mbpsエリアは13市町、日本の総人口換算で1%程度しかカバーしていないことを先日BUZZAPでお伝えしたところ、すぐさま公式ページが更新され、最新のエリア情報が提供されましたが、同社がエリアカバーの尺度として用いている「実人口カバー率」を問い合わせてみました。

ソフトバンクモバイルに問い合わせた内容と回答は以下の通り。なお、実人口カバー率の問い合わせを行ったのは5月24日(金)で、新たに更新されたエリアについてイー・モバイルのエリアが含まれるのかどうかを追加で問い合わせたのは5月27日(月)です。

BUZZAP:
御社の「4G LTE」の実人口カバー率を37.5Mbps、75Mbpsの両方でお教えいただけますでしょうか。

ソフトバンクモバイル広報部:
ご質問の件、申し訳ありませんが75Mbpsのエリアのみの人口カバー率は公表しておりません。SoftBank 4G LTEの全体は2012年度末に実人口カバー率で91%となります。また、75Mbps対応エリアにつきましては、24日の夜に最新の状況をHPに掲載しておりますのでご確認ください。

BUZZAP:
もう一点確認ですが、先日公開された新たな75Mbpsエリアは「ダブルLTE」による、EMOBILE LTEのエリアを含んだものなのでしょうか。

ソフトバンクモバイル広報部:
先日公開したエリアにはEMOBILEのLTEのエリアは含んでおりません。

ちなみにソフトバンクモバイルが行った公式ページの更新で、一部に75Mbps対応エリアを含むことが判明したのは以下の45都道府県。宮城県、埼玉県、大阪府、福岡県の13市町のみであった前回と比較して、2013年5月25日現在では東名阪の主要都市や政令指定都市での75Mbps化が進みつつことが分かる内容となっています。

北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県

なお、現時点で分かる範囲で、ソフトバンクモバイルとKDDIのiPhone 5向けLTEの実人口カバー率を比較すると以下となります。

・ソフトバンクモバイル
37.5Mbps→91%(3月末時点)
75Mbps→非公開

・KDDI
37.5Mbps→非公開
75Mbps→14%(3月末時点)

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Xiフェムトセルやマルチバンド基地局など、NTTドコモのLTEエリア拡大の取り組みはこんな感じ

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NTTドコモがLTEサービス「Xi」のエリアをきめ細かく整備するために昨年12月から提供を開始している「Xiフェムトセル」や、マルチバンド基地局向けアンテナなどがワイヤレスジャパン2013で公開されていました。詳細は以下から。

これが「Xiフェムトセル」本体。ブロードバンドルーターのような外見です。

下り最大112.5Mbps、上り最大37.5MbpsのLTE(Xi)と下り最大14Mbps、上り最大384kbpsの3G(FOMA)の両方を世界で初めてサポート。使用する周波数帯は2.1GHzです。


本体下部にはブロードバンドルーターなどと接続するためのLAN端子。製造元は三菱電機です。

実機を使ったデモでは下り最大100Mbpsを超えるスループットを実現。

「Xiフェムトセル」には自動的に周辺環境に合わせてエリアを調整する機能(プラグ&プレイ機能)が搭載されており、ブロードバンド回線を準備するだけで基地局の運用が可能。人口密集地に積極的に設置することで基地局1台あたりが抱えるユーザーを減らし、通信速度の向上なども期待できます。

そしてこちらは同社が持つ2.1GHz帯、1.7Ghz帯、800MHz帯、1.5GHz帯、700MHz帯のすべてに対応した新開発のマルチバンド基地局アンテナ。従来の4波対応アンテナと同じサイズです。



ドコモはこのようにロケーションに応じて多彩な基地局を整備することで通信網を整備。LTEサービスの品質向上を目指しています。

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LTEの通信速度が3倍になるKDDIの「Advanced MIMO技術」

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先日BUZZAPでLTEの通信速度を向上させる「Advanced MIMO技術」が開発されたことをお伝えしましたが、その概要を実際の試験装置を交えてお伝えします。

先週開催された「ワイヤレスジャパン2013」のKDDI研究所ブースでは、「Advanced MIMO技術」が展示されていました。

同技術は基地局アンテナ数が8本になるLTE-Advancedを意識したもので、周波数利用効率を現行のLTEの約3倍にあたる20bps/Hzにまで引き上げるというもの。これにより通信速度が3倍にまで引き上げられます。


これが実験装置。基地局ベースバンドや端末などが再現されています。

実現すれば一般的な家庭用光ファイバーに匹敵する現行のLTEをさらに高速化させることができる同技術。なお、KDDIは昨年のワイヤレスジャパン2012で3GやWiMAX、LTE、Wi-Fiを同時に利用することで通信速度を向上させる「リンクアグリゲーション無線技術」を出展するなど、通信速度の高速化に向けて興味深いアプローチを行っています。

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au版iPhone 5向けLTEの実人口カバー率は70%、Androidは97%に

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KDDIが本日行った「au 4G LTE」の通信障害説明会において、iPhone 5で用いられている2.1GHz帯およびAndroid端末で用いられている800MHz帯を用いたLTEの実人口カバー率を公開しました。

2.1GHz帯を用いたLTEのうち、75Mbps対応エリアの2013年3月末時点の実人口カバー率が14%であることはすでに判明していますが、各プラットフォーム向けの最新の数字が明かされています。

これが本日KDDIが解禁したLTEの実人口カバー率。2013年5月末現在、800MHz帯のLTE(主に75Mbps対応)は97%、2.1GHz帯は37.5Mbpsエリアが71%、75Mbpsエリアが20%、夏モデル発売に合わせてスタートした112.5Mbpsエリア(端末の通信速度は100Mbps)は1%以下とのこと。2014年3月末に800MHzを99%、2.1GHzは80%へと引き上げられる見通しです。

なお、KDDIは2013年夏モデルから2.1GHz帯をAndroid端末にも開放。800MHz、1.5GHz、2.1GHz帯の3つを利用できるようになっています。

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KDDIが相次いだLTEの通信障害に対して会見、原因は通信量増加ではないことが明らかに

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KDDIが4~5月にかけて相次いだau 4G LTEの通信障害に関する会見を行いました。

スマートフォン普及による通信量増大が障害を引き起こした……と思われがちな昨今ですが、どうやら原因は別のところにあるようです。また、今まで公開されてこなかったiPhone 5向けLTEの実人口カバー率が公開されています。

登壇者はKDDI株式会社 代表取締役社長 田中孝司氏です。

一連の通信障害について陳謝。深々と頭を下げました。

サービス影響の概要を田中社長が解説。経営の最重要課題として取り組んだ矢先の通信障害の発生でした。


一連のLTE通信障害の概要。「LTE基地局制御装置(MME)」と呼ばれる機器の障害によるもので、「分割されたデータが60バイト以下だと通信カードがエラーを吐き出す」などの条件が重なったことが影響しています。

au携帯電話ネットワークの構成。MMEはLTE基地局の接続管理や、LTE基地局エリア内にあるLTE端末の移動管理を制御しており、インターネットに出ていくためにはMMEを通る必要があるため、そこで障害が起きると今回のような事態になるというわけです。

各データ通信障害の詳細。リセットバグ、リカバリー処理バグによるものやMME障害によるLTEから3Gへのハンドダウンによる輻輳、片系処理の引き継ぎの際にアクセスが集中したことで発生した輻輳などが原因に。



クリティカルな問題であるリセットバグやリカバリー処理バグへの対処、LTEから3Gへ一気にハンドダウンした時などに対するハードウェアの品質向上、そして運用品質の向上や復旧時間の短縮、切り替え時の瞬間的な高負荷に対する耐性の向上などが課題で、フェールセーフを確立する方針です。

田中社長を本部長とする「LTE基盤強化対策本部」を立ち上げ、MME設備投資を5月15日からさらに増額し、300億円を投じるとのこと。


影響を受けたユーザーに対して約款上よりも大きな額となる一律700円を返金。全社を挙げて再発防止を徹底することを告知しています。

そしてすでに速報でお伝えしましたが、門外不出な感のあったiPhone 5向けを含むLTEの実人口カバー率が公開されました。

iPhone 5が唯一利用できる2.1GHz帯のLTEは2013年度末(2014年3月末)には80%となるほか、2014年度中に90%台になる予定であることがコメントされました。

なお、実人口カバー率の算出方法については事業者によって異なるため、単純な比較はできないとのこと。今後表示方法に関する議論が行われる予定です。

日経新聞河野:
障害の原因は社内のどういったことが原因なのか。慢心があるのではないか。信頼回復に向けて社員の士気をどう上げていくのか。

田中社長:
連続して障害が起きたのは先ほど申し上げました通り、スマートフォンのトラフィックなどについての対策はできている。装置としての処理能力の評価は一連の障害を踏まえた対策はできている。障害を受けてさらにトラフィックが上昇することについて対策できるかどうかについては甘さがあったと認識している。社内すべての組織がスマートフォン時代の考え方に変わっているとは思っていない。対策をしていきたいと思っております。

社内の士気が落ちているのでは無いかという話があるが、通信事業者として「ネットワークをつなげること」が存在価値だというフィロソフィーがあるが、これができていないことについて申し訳なく思っている。これをやってこそ我々の会社の存在意義があると思っているので、それに向かってベクトルを合わせていく活動をするため、引っぱって行こうと考えている。

フリー山田:
MMEのバグという話だが、御社にとってバグを含めて責任となるのはどこか。ベンダーなのか、それとも御社で開発したチームによるものなのか。シグナリングについて、MMEがダウンしてしまうとすべてがダメになってしまうということだが、他の方法は?

田中社長:
メーカーさんから設備を買っているとはいえ、バグについてはメーカーに治してもらわないといけないけれども、物を買って検証して利用している以上、責任の所在は我々にあると考えています。MMEはコアとなる設備であるため、時間をかけた検討が必要だと考えている。MMEは全国19台あり、多摩地区には5台あるが、障害が起きた場合に対する考察が甘かった。機能安全の概念から考えると、障害が起こることは当然と考えて対策すべき。8月末までに3倍の54台に増やす予定です。

フリー石野:
5月29日の障害、30日にも同じ事をしようとしたのは何故?iPhone 5のカバー率を公開した理由は?

田中社長:
間を開けてやろうとしなかったのは、ご指摘の通りだと認識だと思っております。少し焦っていたとご指摘を受けてもしょうがないと考えております。2.1GHzのエリアを開示しなかったのは、LTEネットワークはマルチバンド対応になっているという前提がある。各社によって定義の仕方が異なることや、「バンドごとに提示していくことが重要だ」と「全体として何%ということを提示したほうがいい」という考え方の対立があった。

消費者庁によるLTEの誤記指摘があった後、開示を要求する声があったので開示した。業界として実人口カバー率の基準を統一する必要がある。いたずらに各バンドのカバー率を公開するよりは、利用できる個所を開示した方がいいのではないかと考えた。ユーザーの声を聞いた開示の仕方を考えていきたい。

読売新聞江沢:
通信障害が頻発した背景について、古くから携帯電話網を整備していた会社であればあるほど、新サービスを導入する際に古い設備がネックとなる可能性があると指摘されてきたが、そこはどうなのか。

田中社長:
LTEの設備は既存の設備を改修して作れないので、すべて新しいものです。誤解を招く言い方になるが、既存の基地局のカードを入れ替えるとLTE対応にはなるけれども、設備自体はすべて新しいものです。

インプレスWatch:
他のベンダーから聞いた話だが、バグを含んだ背景にはauのカスタマイズによるものがあるのではないか。

田中社長:
世界のLTEと日本のLTEの違いは、災害時などに備えた設計をしているという部分がある。われわれは3G部分がCDMAであり、NTTドコモさんやソフトバンクさんのUMTS陣営と異なる部分があるが、そこは影響を与えていない。設備に関してマルチベンダー環境ではあるが、コアは1社のみ。

技術力をもってインテグレーションしていかないといけないと思っているが、今回の障害に際して、自分たちの技術力の無さを指摘頂いたのではないかと考えている。

朝日新聞タカシゲ:
一連の通信障害の経営への影響は?業界で人口カバー率の表示方法を統一するという話だが、つながりやすさについてもそう考えているのか。

田中社長:
経営への影響ですが、幸いにもスマートバリューやスマートパスが好評を頂いておりまして、足元では影響が出ていないのが現状です。先にどのような影響があるか分かりませんが、設備投資などについては改善に努めていきたい。投資額については5500億という数字を出させていただいている。つながりやすさを含めた表示方法については、当社としてはあまり違った基準で表示するのは意味が無いと考えている。

時事通信:
700円料金を差し引く方ですが、何人くらいなのか。総額は?

田中社長:
影響を受けたユーザーは3日間で約59万、約56万、約64万という数字だが、重複もあるため60数万+10万程度になると考えておりまして、700円をかけた額となります。正確な数については現在算出中です。

毎日新聞:
今回機会のトラブルが重なったということだが、スマートフォンの利用者が増えていることや、平時の通信量の増大は関係あるのか。経営責任は?

田中社長:
平時のものは問題無かったということです。ピークのトラフィックを含めて折り込み済みです。できていなかったのは障害時の対応です。本件につきましてはまだ監督官庁などのご指導などもいただいていないので、それを含んだ上でどういう対応をするかを検討してみなさまに開示させていただきたい。

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ヤフオクで転売中の「ソフトバンクWi-Fiスポット」について、対策を問い合わせてみた

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ソフトバンクモバイルが全国に展開している公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」の設備一式がヤフオクに出品されていることを先日BUZZAP!でお伝えしましたが、その対策を問い合わせてみました。

追跡する手段が無ければ、購入した人物は通信料金を気にせず使い放題となってしまいかねないわけですが、そうは問屋が卸さないようです。

ソフトバンクモバイル広報部に同社のWi-Fiスポットが複数出品されている状況について、不正利用をチェックする手段をはじめとした何らかの対策は考えているのかを問い合わせたところ、回答は以下となりました。

ソフトバンクモバイル広報部:
ご質問のWi-Fiスポットの件ですが、弊社で設置したWiFiスポットは弊社側で管理しており、少なくとも、オークションに出品されるようなWiFi機器は、弊社側で利用できないような手続きをとっています。オークションサイトを運営している企業にも、WiFi機器の出品は止めていただくようお願いしています。引き続き出品されている状況については、継続してオークションサイト側と対策を検討しているという状況です。

つまり落札したとしても「通信サービス使い放題」といった不正利用はできないということに。なお、もし仮に通信できたとしても、いつ使えなくなってもおかしくない状況だと思われるため、いずれにせよ手を出さない方が良さそうです。

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【追記あり】イー・モバイルが本社を移転か、ソフトバンクと同じビルに

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今年1月に株式交換を完了させ、ソフトバンクの傘下となったイー・アクセス(イー・モバイル)が本社を移転させる可能性があることが明らかになりました。

BUZZAP編集部に送られてきた読者からのタレコミによると、イー・アクセス本社が近日中にソフトバンクと同じビルに移転する予定であるそうです。

イー・アクセス本社は現在、かつてNTTドコモが本社を構えていた「虎ノ門ツインビルディング」にありますが、本当に移転するのであれば、ソフトバンク本社と同じ「東京汐留ビルディング」の1フロアに入居することになります。

ちなみにイー・アクセスの近くにある「虎ノ門36森ビル」に本社を構えていたウィルコムはソフトバンク傘下となったことを受け、2011年6月に東京汐留ビルディングに移転したため、決して有り得ない話では無さそうです。

・6月20日16:20追記
イー・アクセスに今回の情報について問い合わせてみたところ、「本社を東京汐留ビルディングに移転する予定があるという事実はございません」という回答でした。

ただしウィルコムについても移転の2週間前になって突然告知されていたほか、ソフトバンクとウィルコム、イー・モバイルのネットワークを相互利用するなど、各社の連携が急ピッチで進められているため、今後も移転する可能性がゼロというわけではありません。

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